闘魂祭×石巻、そこは正に闘いでした!

松本先生の一声で、石巻日赤病院に集まり、とにかく、しゃべるしゃべる、視る、触る、聴く、全身の感覚をすべて使いまくる、闘魂祭でした!!

ケースベースで症例を吟味しつつ、このようなときにはどのような診察をするべきか?

1症例目では突然の両肩痛を訴えた患者。

ただそれだけの情報で1時間ほどあーじゃないこうじゃないのフィジカルバトル。

 

 

志水先生は首周囲の聴診部位について力説

頚部10ポイント聴診法プラス2

⇒必殺12ポイント聴診法を炸裂しました!

 

なんと最終診断は頚椎急性硬膜下血腫でした!

あまりにも気になったので、身体診察の名著サパイラの身体診察本を開いてみました。

あまり眼窩聴診は普及していませんが、内頚動脈海綿動静脈瘻で有名?な所見と思っていたら、意外と多岐にわたる疾患で聴取するようです。とりあえず、100人ほど聴診して実際どのような所見かを検証してみましょう。

2章例目は腹部膨満および全身浮腫を訴える患者

第2ラウンドは腹部診察バトル、腹部膨満はどこにあるか、視て、触ってどのような病気が考えられるか検討!

 

どこに、どの臓器があるか意識しつつ病気を探る触診法、みーんないろんな技持ってるんだなぁ

最終診断はネフローゼ症候群でした。

教科書には載っていない、あるいはどの教科書にも載っているけど使い方が分からない、そういった診察法を症例を通してバトルしながら楽しく、かつ真面目に学べる実り多い闘魂祭でした。

また来年もよろしくお願いします!