糸魚川病院フィジカルクラブ

今回も次回と同様にフィジカルクラブと症例検討の2本立てでした!

部活動のテーマは心雑音の診察!収縮期雑音に的を絞り部活動をおこないました。

症例検討の振り返りです。

今回の症例もまだ診断に至っていません。

▶89歳男性、あちこちが痛くて歩行困難◀

普段は畑仕事も行うこととのことですが、高齢ということもあり病歴聴取は困難、、、という方です。3週間前から身体のあちこちが痛くなったが、はたけ作業は出来ていた。来院3日前から38℃台の高熱を認めwalk in車椅子で診察室に入ってきました。

入院後3週間ほど経過していました、熱源精査を行うものの、炎症所見意外の所見は認めておりませんでした。1週間前よりNASIDs(ナイキサン)が投与され、翌日より解熱を認めておりました。

 

さて、回診です。熱も下がり、ニコニコした様子を予測し診察に向かいましたが。。。

「入院しても全然よくならんなぁ・・・」とややぐったりした印象。

ちょうどベッドサイドでリハビリ中で立ち上がるのもやっと言った感じ。痛みは強そうには見えず、全身の脱力といった印象でした。

塞栓所見はなく、全身倦怠感が強く診られておりました。

採血では炎症、LDHが500程度まで上昇所見意外は特記なし。

2度全身の造影CTを撮影されていましたが、明らかな熱源はありませんでした。

 

⇒現時点の原因として、血管内リンパ腫、巨細胞性血管炎の可能性が高く、皮膚生検、骨髄穿刺の結果次第でPET検査を検討するという運びになりました。